旅行でも頼れる大容量モバイルバッテリー、「Anker PowerCore+ 19000 PD」レビュー

2019.03.10 モバイル ライター:__agar

普段はサイズと容量のバランスが良く扱いやすい10000mAhクラスのモバイルバッテリーを使うことが多いのですが、旅行時などはもう少し余裕のある容量のモバイルバッテリーを持っておきたいときもあります。そこで最近、定番ブランド・Ankerの「PowerCore+ 19000 PD」を使い始めました。



この製品は、最大27WのUSB PDに対応する19000mAhのモバイルバッテリーです。同シリーズにはほかに、容量の異なるモデルがいくつかあります。価格は10,999円(税込)と、モバイルバッテリーとしては少々勇気の要る値段。


ただ、単品でも2,000円以上する充電器「Anker PowerPort Speed 1 PD30」が付属していることを考慮すると悪くないかな、とも思います(もう持っているから別売にしてその分下げてくれ、という声も当然あるでしょうが……)。


そのほかには、USB Type-Cケーブルとポーチ、いつもの「Happy?」の紙などが入っていました。


ちなみに、付属ケーブルは両端がType-Cのものです。


PowerCore+ 19000 PDの外観です。とは言っても、Ankerのモバイルバッテリーはデザインがかなり統一されているので、大きさの違いを除けばあまり変わったところはありません。


バッテリー残量を示すLEDは円形に配置されています。10段階で細かく確認できるのが良いですね。

これだけ容量が大きい機種なら日常利用では常にフル充電していなくても十分使えると思いますが、もし3段階、3段階程度の表示だと「どれくらいだか分からないし……不安だからとりあえず充電しておくか」ということになりがちで無駄が増えてしまいます。細かい部分ですが、大容量バッテリーを無駄なく使い切ることにつながる美点です。


側面から背面にかけては表面と質感が違い、しっとりとした触感になっています。


端子の配置はこのようになっています。最大15Wと10W出力のUSB A端子、最大27W出力のUSB Type-C端子という並びです。Type-C端子は入出力兼用で、入力時には最大30Wとなります。

3ポート合計での最大出力は52W、つまりすべて同時に利用しても各ポートの出力が下がらない仕様となっているのはありがたいです。ちなみに、USBハブ機能も搭載されています。日常的にUSBハブとして使うかは疑問ですが、出先で突然Type-C端子しか付いていないPCにUSB機器を繋ぐ必要が出たときには、この機能を頭の片隅に置いておくと役立つかもしれません。

まとめ:最大のライバルは、他でもないAnker製品


PowerCore+ 19000 PDそのものの出来は悪くなく、納得して使える製品なのですが、最大のライバルは同じAnkerの他のモデルだと思います。

使ってみてほぼ唯一惜しいと感じたのは、最大27Wという中途半端な出力。せめて30Wあれば(本音を言えば45Wが良いですが)大容量を活かしたモバイルノートPCの充電をできるケースがもう少し増えるので、もうひと頑張りして欲しかったところです。


そこを考えると気になってくるのが、一回り大きい「PowerCore+ 26800 PD」。こちらは30W出力に対応しています。26800の方が古い製品だから、ということも関係しているかもしれませんが、価格的にもあまり差がありません。

結論としては、「PowerCore+ 19000 PD」も悪くないものの、重量増(425g→580g)が気にならないようであれば「PowerCore+ 26800 PD」を選んでおいた方が使い勝手は良いのではないかと思います。