全国に展開するホテルチェーンの「アパホテル」では、エポスカードと提携した「アパエポスVisaカード」を発行しています。

アパホテルに泊まると、たいてい机の上にアパエポスVisaカードの広告が目立つように置かれています。通常のエポスカードとサービス内容に違いはまったくありません。

丸井グループのクレジットカード「エポスカード」には、アパホテルのチェックアウト1時間無料延長やアパ社長カレー店でのトッピング1品無料など、アパホテル関連の特典がいくつか用意されています。
先述の通り、アパホテルはエポスカード提携カード「アパエポスVisaカード」を発行していますが、アパエポスVisaカードとエポスカードに特典の差はありません。アパホテル向けの特典はエポスカードの特典として用意されているので、アパエポスVisaカードでなくても、通常のエポスカードで同じ特典を受けられます。
エポスカードを登録して予約するとチェックアウトが1時間無料延長に
アパホテルでは、エポスカードを持っているだけでチェックアウト時間が無料で1時間延長されます。アパホテルの通常のチェックアウト時間は11時ですが、無料で12時まで滞在できるようになるというのは大きなメリットではないでしょうか。

チェックアウトが1時間無料で延長となる条件は、「アパホテル会員」に会員登録し、マイページ内の「登録情報」にエポスカードを登録した上で、アパホテル公式サイト・アパアプリ経由で宿泊予約をすること。
一度決済情報としてエポスカードを登録すれば、アパホテルの公式Webサイトまたはアプリから予約するだけで、自動で1時間の延長が適用されます。エポスカードで決済する必要はありません。
ちなみに、予約確認画面では通常通りのチェックアウト時間が表示されますが、予約確定後にチェックアウト時間が12時に自動で変更されます。


また、エポスカードでアパホテルの宿泊代金を決済すると、エポスポイントが通常の5倍付与されます。アパホテルのフロントや自動チェックイン機、自動精算機での支払いも、エポスポイント5倍の対象となります。

チェックアウト時間が無料で1時間延長され、その分ゆっくり寝られてありがたいですね。どんなところでも寝てしまう筆者は、ビジネスホテルで寝過ぎてしまい、起きたらチェックアウト時間を過ぎていて延長料金を取られたなんてこともあるので寝すぎには注意です。
その他にもアパホテルで利用できる特典は多い
また、宿泊予約なしの飛び込みで利用できるスパ施設でも優待が用意されています。利用できるのは北陸の5カ所のアパホテルに限りますが、これらの施設でエポスカードを提示することで、通常1000~2000円かかる利用料金が600円の優待価格で利用できるようになります。
また、アパホテルの名物とも言える「アパ社長カレー」を提供するアパ社長カレー店では、エポスカードの提示でトッピングが一品無料となるサービスも用意されています。対象店舗はアパホテル 飯田橋駅南店と御堂筋本町駅東店の2店舗で、広島駅前店は対象外となったので注意が必要です。
このほかにもまだ、宿泊代金の支払いでエポスポイントが5倍となったり、レストランでの優待価格、スイートルームの優待価格など数多くの特典が用意されています。詳細はエポスカードの優待情報ページ(エポトクプラザ)で確認できます。
アパホテルでは素泊まり1泊2500円キャンペーンも実施中(2020年6月30日まで、終了済)
アパホテルでは、2020年6月30日まで、素泊まりなら全国どこでも1泊2500円で宿泊できるコロナ感謝キャンペーン(正式名称は「新型コロナウイルスに負けるなキャンペーン」)を実施しているため、エポスカードの特典と合わせて利用するのもおすすめです。
なお、マルイやモディの店頭では、エポスカードの即日発行(数十分くらい)にも対応しているので、アパホテルを利用したくなった日にいきなり発行するなんてことも可能。

余談ですが、店頭で発行できるエポスカードは仮カードのようなものではなく通常のエンボス加工されたVisaカード。ほかのクレジットカードを見ても、即発行してもらえるものはアコムの「ACマスターカード」くらいしかありません。
エポスカードがVisaブランドになる前からマルイは自社カードを即日発行しており、丸井がVisaと契約してカードを発行するとなった際、丸井はこれを続けたいと粘り強く交渉したことでVisaブランドクレジットカードの即日発行が実現しました。
通常のエポスカードは年会費無料で発行でき、アパホテル特典はカードを持っているだけで利用可能。アパホテル会員は絶対に見逃せないクレジットカードに違いありません。
(余談)通常のエポスカードはたくさん使えばゴールドカードへ無料で切り替えられるようになりますが、アパエポスVisaカードにも、ゴールドカードへのインビテーションが存在します。エポスカードの提携カードとしては珍しく、ゴールドカードはなんと専用の券面デザインが用意されています。そのデザインは某青色の航空会社のステータス会員向けカードによく似ているのですが、果たして意識しているのでしょうか。キニナル方はぜひインターネットで検索してみてください。
エポスカードへの入会は以下のバナーから。
外部リンク
アパホテル
https://www.apahotel.com/